フロントエンドエンジニアの上垣です。
「Goodpatch のエンジニア組織を社外にアピールする」という目的で始まった Goodpatch Tech Blog も、開始してから約2年半が経ちました。そこでこの記事では、これまでの Tech Blog の歩みを簡単に振り返ってみたいと思います。
ブログを始めたきっかけ
元々はエンジニア採用の文脈で、「エンジニアがどんなことをしているのか、応募者に提供できる情報が少ない」という課題を抱えていました。
Goodpatch は外部発信にも力を入れており、Goodpatch Blog では日々、デザインに関するたくさんの記事が投稿されてるのですが、エンジニアの組織、考え方、技術力、キャラを伝えるには専用のメディアがあった方が良いだろう、という仮説のもと、2021年7月から、社内有志を集めて「テックブログ編集部」(3名)を立ち上げ、テックブログを開始しました。
今までに公開された記事
Goodpatch Tech Blog ではこの 2年半で、96 本も記事が公開されました 🎉 当初はチームの規模も考慮して月2本の投稿を目標にしていたので、記事数だけでいえば大幅に目標を達成できました。
記事の内容も要件定義からツール開設・組織の取り組み紹介など幅広く、中には3桁ブックマークされた記事もいくつか出ています。
また、AndroidDagashi などの外部メディアにピックされる記事もいくつか出せました。
ブログ運営のために編集部がやっていること
ブログ編集部で実施している施策をいくつか紹介します。
投稿の管理
記事の投稿に関しては、今の所メンバーの自主性に任せています。スケジュールを組んで持ち回りで執筆してもらう案もあったのですが、各自の忙しさに時期的な濃淡があることや、チームの規模を考えて、今はこの形に落ち着いています。
メンバーの頑張りのおかげで長期で投稿が途切れたことはないのですが、当然持続可能な仕組みではないので、しっかり課題として捉えて、より記事投稿が楽になる仕組みがあれば、編集部で検討・導入していきたいです。
例:SmartHR の取り組み
テックブログアワードの開催
半期に一度、テックブログに貢献してくれたメンバーの表彰のために、テックブログアワードを開催しています。 下記の3つの部門で、それぞれ上位3名を表彰しています。
- 投稿数
- テックブログの維持・継続に大きく貢献した
- PV数
- テックブログの周知に大きく貢献した
- 検索流入数
- テックブログの認知 up に大きく貢献した
せっかく記事を投稿してもなんとなく流されてしまうと、執筆モチベーションの低下に繋がるので、この場でブログに貢献してくれたメンバーに感謝を伝えつつ、次の期に向けてメンバーの意識を揃えています。
記念品の贈呈
またアワードでは、記事を投稿してくれたメンバー全員に、記念品としてオリジナルピンバッジを贈呈しています。 社内でデザイナーに相談して、コンセプトからデザインを起こしてもらいました。現在までに、3つのバッジを贈呈しています。
記事投稿に対してインセンティブをつけるかは、やるやらないも含めて議論もありましたが、ピンバッジに対するメンバーからの反応は上々で、記事投稿のモチベーションにもつながっています。デザイン会社らしい形に残るものを作れてよかったと思っています。
これからに向けて
「デザイン会社のエンジニア」 というユニークなポジション・組織の魅力を発信できるメディアとして、編集部・メンバーで協力して様々な try をしながらこれからも維持・発展させていきます。
今後とも、Goodpatch Tech Blog をよろしくお願いします。
Goodpatchではデザイン好きなエンジニアの仲間を募集しています。 少しでもご興味を持たれた方は、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう!